フィリピン労務2026.08.13
Q
フィリピンにおける採用活動にて、入社試験の導入(Emrollment Examination, Backgroundcheck)は合法でしょうか? またその際に第三者(Agency)を用いてもよろしいでしょうか。
A
■ 入社試験(Enrollment Examination / Aptitude Test)の導入 合法性 フィリピンの法律上、直接的に入社試験を禁止する規定は存在しません。 したがって、雇用者は自社の採用方針として入社試験を導入することが合法です。 採用・解雇の裁量は雇用者の権利として認められています(フィリピン最高裁判例参照)。 第三者(Agency)による実施 自社実施でも、第三者機関に委託して実施することも可能です。 ■ 注意点:個人情報の取り扱い 根拠法 Data Privacy Act(2012年施行) 個人情報の収集・処理・保管には規定があります。 同意取得(Consent Form) 候補者から事前に同意を取得することが求められる場合があります。 同意書には以下の情報を明記することが望ましいです: ・実施する試験の内容と形態(自社 or 第三者) ・収集・処理する個人情報の種類 ・個人情報の利用目的 第三者委託の場合 Agencyが個人情報を扱う場合も、適切な同意取得や契約上の管理が求められます。 契約において情報保護の責任範囲を明確化することが望ましいです。
個別具体的な状況については、専門家への相談をおすすめします。フィリピンにおける労務の実務に精通した専門家が、貴社の状況に合わせて回答いたします。
監修: 東京コンサルティンググループ
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