メキシコ労務2026.08.13
Q
スタッフの給与ベースアップ検討方法についてご教示願います。 弊社の本年度のベースアップは物価上昇率(INPC総合指数)に近い形でベースアップを行っておりました。 しかし、会社の業績が良くならない中で毎年物価上昇率だけを考慮してベースアップを行う事は正しいのか、 また、急激なインフレやデフレが起こった際などにはどのように対応すればよいか。 を教えてください。
A
給料のベースアップの際、物価上昇率を全く考慮しないという事は難しい一方で、 ご質問頂いた会社の状況等にも考慮した昇給制度を構築していく事は会社運営において必要な事です。 そこで、単月の物価昇給率だけを考慮するのではなく、 過去数年の平均値をもとに昇給を行うという方法も考えられるかと存じます。 例えば、 2020年度の平均:3.40 2021年度の平均:5.68 2022年度の平均:7.85 の場合、過去3年の平均を利用するとすれば、「(3.40+5.68+7.85)÷3=5.64」5.64をその年の昇給率にするといった具合です。 加えて、インフレ率のみを考慮するとおっしゃる通り、売上は伸び悩んでいるけれども、昇給はせざるをえない、 というケースに陥ってしまいます。 そこで、弊社としてはインフレ率と同じく従業員の行動や成果を評価する評価制度を組み入れることで、 インフレに大きく左右されないような仕組みを提案しております。
個別具体的な状況については、専門家への相談をおすすめします。メキシコにおける労務の実務に精通した専門家が、貴社の状況に合わせて回答いたします。
監修: 東京コンサルティンググループ
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