メキシコ労務2026.08.13
Q
弊社のベースアップはインフレ率(INPC総合指数)に近い形で行っています。 しかし、物価は下落する事も有るのに対して、一度上げた給与を下げるという事は通常ありませんので、 デフレになった時との整合性が取れません。 毎年の物価上昇率だけを考慮してベースとなる給与を増やしていく事は本当に妥当なのでしょうか。 例えばですが、前年度のINPC総合指数と今年度のINPC総合指数の差分 {例:7.85(今年度のINPC総合指数平均)-5.68(前年度のINPC総合指数平均)}×(基本給与)で行うのが正しいのでは? と考えたのですが、この考え方に問題は有りますでしょうか?
A
INPC総合指数は、前年からの物価の上昇率を表すので、物価上昇を給与に反映させるのであれば、 総合指数の差分ではなく、総合指数そのものを昇給率に使用する方が妥当と考えます。 しかしながら、たまたまその年だけ急激なインフレが発生するという事象も考えられますので、 それをダイレクトに給与に反映させないようにする為に、過去数年の平均値をもとに昇給を行うという方法も考えられるかと存じます。
個別具体的な状況については、専門家への相談をおすすめします。メキシコにおける労務の実務に精通した専門家が、貴社の状況に合わせて回答いたします。
監修: 東京コンサルティンググループ
個別相談する