使用されている会計ソフトにはどういうものがありますでしょうか?
日系企業の多くが使用している代表的な会計ソフトとしては、FAST、MISAがあります。ERPを前提とした大企業向けのBRAVOやその他はSAS INNAVA、3T SOFTWARE、VACOM、ASIA、EFFECT、multibook、GLASIAOUSなどがあります。 [クラウド型会計システム] 近年、ベトナム企業を取り巻く市場環境のデジタル化によって、そのデジタル技術を用いることでビジネスを変容させるDX(デジタルトランスフォーメーション)が進んでいます。そんな中、親会社のベトナム子会社管理の利便性を考えクラウド型会計システムの利用が増えています。2020年から流行した新型コロナウイルス(Covid-19)の影響もあり、ベトナムへ頻繁に来れなくなったこともあり、クラウド型会計システムへの移行を検討する企業もいたことでしょう。FASTやMISAもクラウド型のシステムはありますが、親会社が管理する目的でベトナム語に加えて、日本語が使えるクラウド型会計システムの利用する企業もあります。 [会計ソフトの価格帯] 値段は、大体の場合は数万円くらいのイメージです。数か月から数年のパッケージで販売されており、業種によって多少変動はあります。クラウド型会計システムの場合は月額費用となることがあります。また、会計システムの利用時には、別途メンテナンス費用がかかることもあります。 [税務申告の可否] ベトナムでは会計ソフトを使用して、税務申告書類の作成を行うことはできません。財務省が配布している税務申告ソフトや税務申告USBトークンを使用して、各種申告書の作成を行います。税務申告USBトークンがあれば、電子署名の利用やオンライン支払等も可能で、毎回申告書への署名をする手間や銀行に行く手間を省けます。ただし、実務上、外国人個人の個人所得税の申告書類には本人の署名が必要な場合もあります。
個別具体的な状況については、専門家への相談をおすすめします。ベトナムにおける会計の実務に精通した専門家が、貴社の状況に合わせて回答いたします。
