IFRSへのコンバージェンス・アドプションの状況とIFRSとの違いが知りたい。
ASEAN諸国の大部分は国際財務報告基準(IFRS:International Financial Reporting Standards)に沿って自国会計基準を作成しており、カンボジア政府も国際的に通用する自国会計基準の策定を2002年以前から開始しています。 会計基準設定主体である国家会計評議会(NAC:National Accounting Council)により、IFRSに準拠した会計基準として、2002年に15項目のカンボジア会計基準(CAS:Cambodian Accounting Standards)が公布され、そして2009年1月、NACは中小企業を除くカンボジア国内で活動を行う全ての法人に対しIFRSを全面適用(アドプション)することを宣言し、IFRSのクメール語翻訳を進めました。 その後、IFRSと整合させるための改訂作業が続けられ、現在では、一部未発行の基準もありますが、IFRSとほぼ同等のカンボジア財務報告基準(CIFRS:Cambodian International Financial Reporting Standards)が整備されました。 2012年1月より、金融、保険、上場企業については、IFRSをアドプションした、CIFRSの完全適用が義務化されました。その他の会計監査の対象企業は、中小企業向け会計基準(CIFRS for SMEs:Cambodian International Financial Reporting Standards for Small and Medium-sized Entities)を適用し、CIFRSに自主的に準拠することも認められています。
個別具体的な状況については、専門家への相談をおすすめします。カンボジアにおける会計の実務に精通した専門家が、貴社の状況に合わせて回答いたします。
