メキシコ労務2026.08.13
Q
パフォーマンスの悪い社員がいるので降格、減給を考えていますが労働法上の問題はありますか?
A
減給行為そのものは法律では禁止されていないため、実施することは違法ではありません。つまり、法的には可能です。ただし、減給を実施したことによって従業員が会社を訴えたり、それを理由として退職をするケースがあるため、実質的には減給処分を行うことができない(かなり難しい)。ということになります。従業員は会社から不当な扱いを受けた場合、それを理由として会社を辞めることができます。そして、この不当な扱いを理由とした退職の場合、会社は当該従業員に対して退職補償金を支払わなければなりません。この不当な取り扱いの中に“減給”が含まれているのです(メキシコ連邦労働法(LFT:LEY FEDERAL DEL TRABAJO)51条)。
個別具体的な状況については、専門家への相談をおすすめします。メキシコにおける労務の実務に精通した専門家が、貴社の状況に合わせて回答いたします。
監修: 東京コンサルティンググループ
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