トルコ2026.08.13
Q
為替レートの推移について教えてください。
A
為替レート 2001年2月の金融危機後、クローリング・ペッグ制(当局が基準為替レートを小刻みに変更する制度)から、変動相場制へ移行しました。同為替相場制度では、為替の変動幅が経済に悪影響を及ぼさない限り、中央銀行は市場に介入しないことを原則としています。変動相場制への移行直後はトルコリラが暴落し、急速にリラ安が進行しました。こうした事態に対応する為、トルコ当局は2005年、旧トルコリラ から新トルコリラへのデノミネーションを実施し、その結果、アメリカドルに対してトルコリラは上昇に転じ、為替が安定しました。しかし、2008年に勃発したリーマンショック以降、日本円の円高圧力が高まった背景も重なり、対円為替レートは下落の一途を辿ります。その後も、2016年のクーデター未遂事件や2018年のトルコショック等の発生により再び大幅な下落を記録し、一時は市場最安値を更新しました。 2021年から、トルコ中央銀行による「利下げ」の影響で徐々に始まったトルコリラの暴落はトルコ経済に非常に大きなダメージを与えています。2022年1月時点で為替レートは1ドル=約13~14トルコリラです。
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監修: 東京コンサルティンググループ
